名 称 | 「宝塔」亀裂抑制処理委託業務 |
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所 在 地 | 大分県杵築市大田石丸1412番地(立志公園内) |
指定区分 | 国指定文化財 |
太田村宝塔は、旧大田村中学校校庭に隣接した立志公園内に建っています。 相輪の一部が欠失してますが、塔身に「元徳二年(1330)」の刻銘があります。鎌倉時代末期に納経(祈願)のため造立された国東塔です。 平成12年に解体修理が行われた後、定期的なモニタリングと5年に一度程度の簡易メンテナンスを行っています。今回は露盤の一部に幅0.5mm程度の 亀裂が新たに確認されたことから、亀裂拡大防止を目的に強化処理や樹脂充填を行いました。