名 称 | 東京駅丸の内駅舎 南ドーム №4面レリーフ取付業務 |
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所 在 地 | 東京都千代田区丸の内1-9-1(東京駅丸の内南口) |
指定区分 | 国指定文化財 |
東京駅丸の内駅舎は、辰野金吾らが設計したものです。1945年(昭和20年)に東京大空襲により多くが破壊されましたが、2007年から2012年にかけて保存復原工事が行われました。 修理前調査で、南北ドーム内には創建時の装飾彫刻が現存している事が分かりましたが、空襲時の火災により多くの装飾が破損していたため、現地の残存部分や資料等を基に復原が行われました。 装飾彫刻復原にあわせ、現存する石膏レリーフのうち、破損が最も少なかった一部を生かし取りし、保存処理や裏面補強を行ったうえで、当初位置へ再設置する事になりました。 当社はこの復原工事で、生かし取りしたレリーフの裏面補強及び現地への再設置を担当しました。