屋外の文化財は同じ材質でも置かれている環境により様々な破損を示します。修理方法の決定に現況調査と破損要因特定の調査は欠かせません。
アクト・ビズでは、現況調査や破損要因特定の調査を行います。また、修理方法や使用材料を決定するため室内試験や現地試験を行います。
調 査
破損範囲や破損状況を記録するとともに、劣化要因特定調査として温湿度測定調査、塩分濃度測定調査、表面水分調査などを行います。
試 験
破損状態や環境に応じ、強化剤の樹脂濃度や補修材の選定試験、工法選定試験を行います。
また、現地試験で経過観察を行ったうえで修理仕様を決定します。