| 名 称 | 市指定史跡 在自唐坊展示館 復元遺構保守点検業務 |
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| 所 在 地 | 福岡県福津市津屋崎8-4-1（津屋崎小学校内） |
| 指定区分 | 市指定史跡（在自西ノ後遺跡） |
津屋崎小学校の校舎内にある在自唐坊跡展示館では、校舎改築時に発見された在自 西ノ後遺跡の一部を保存・展示しています。 この遺跡は、平安時代終わりから鎌倉時代初めにかけての日宋貿易に関わるもので、 屋敷の区画溝や井戸が検出され、底部に「綱」の墨書が残る青磁碗などが出土しています。 展示館では出土した青磁、白磁などのほか、糖アルコール含浸法で保存処理した 井戸曲げ物などの遺物が展示されています。
現地は地下水位が高く、露出展示では水の影響で遺構が崩れると考えられたため、 土器溜りを除くすべてを擬似遺構で覆い保護しています。
地下水の影響を軽減するため、遺構内に設けた集水枡より自動式ポンプで排水していますが、 豊水期や大雨時には擬似遺構が水気を帯びる場合があります。このため、定期的に遺構や排水ポンプの保守点検・メンテナンスを行っています。
○見学について 小学校の校舎内施設のため、見学ご希望の場合は事前に福津市教育委員会にお問合せください。 問合せ先： 福津市教育委員会 文化財課 TEL：0940ｰ62ｰ5093